友人の見舞いに来ている。彼はやつれた笑顔を見せたが焦点はこちらに合わない。
心因性の失明――いったい、何を見たのだろうか?
中編 / 研究施設 / シティ
KP向け情報
INTRODUCTIONはじめに
- 形式
- シティ
- 推奨人数
- 2~3人
- 推奨技能
- 目星、聞き耳、図書館、心理学
- 時間
- 5~6時間程度
※準推奨技能として、戦闘技能があると心強い。お助けNPCまたは別の解決法があるのでなくても問題ない。
探索者たちの共通の友人、石塚弘樹のお見舞いに行くところから物語が始まる。友人は心因性の失明を患っており、探索者たちに事情を説明しようとするも支離滅裂で的を射ない。友人の言葉をきっかけに身近に潜む非日常の者たちの存在に触れ、物語は3年前の事件、そしてとある研究施設へと収束していく。
探索者たちは様々な人物の思惑が絡む一連の出来事を解き明かし、納得のいく結末を迎えることができるだろうか。
THE TRUTH真相
事件の黒幕、そして元凶は○○区海洋研究開発機構の所長である及川源人(オイカワ ミナト)だ。彼は深き者ども、「マーマン」と名付けたそれらを研究し、また研究所に監禁して様々な実験を行っている。
3年前、研究所員の一人である船越千砂(フナコシ チサ)が研究所の実験内容に耐え兼ね、監禁されていたマーマン4体のうち3体を連れて逃げ出した。そしてそのうちの1体、深き者との混血である堤啓吾と子供をもうけ「アンナ」と名付けた。
シナリオ開始時点の少し前、及川源人は実験を次の段階に進めるべく、人間の被検体が欲しいと考えた。そこで研究所から逃げ出して以来ずっと監視していた船越千砂、その娘アンナに目を付け、アンナを一時的に連れ去り、そして船越千砂をも研究所へと誘いこんだ。
船越千砂はこのままでは及川源人の思惑通り、実験体として死んでしまうだろう。
好奇心からマーマンたちが隠れ住んでいた家を覗き、発狂してしまった石塚弘樹、また、船越千砂の姉である船越岬の依頼によりこの事件に関わることになる探索者たちは、無事に船越千砂を助け、黒幕たる及川源人の異常な実験の数々を白日の下にさらさなければならない。
シナリオ本文
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別パターンのトレーラーも折角なので掲載